Nerine

感情の浄化、アウトプット。

さよなら、あなたに支えられた数ヶ月。

たった数ヶ月だったけど、まるで、自分のことなんじゃないかって思うほど、染み渡ってくる言葉のひとつひとつだった。

 

劣等感

 

に支配され続けた人生。

 

 

自分が死んだって悲しむ人なんていない。

 

 

承認欲求

 

 

とやらを満たしたことがなく生きてきてしまった。我慢し続けた。そんなの弱いことだと思ってた。

 

 

だけど、

 

 

人は人に認められて、満たされてくものなんだよね。

 

 

あ、これって、あなたも前にも言ってたよね。

手っ取り早く自分の承認欲求を満たす方法って話。

 

 

 

誰にも本音を話したことがない。

誰にも自分を出したことがない。

押し殺して生きてきた。

人のことは否定しちゃだめだって生きてきた。肯定し続けた。

人が発することを。

 

 

 

そろそろ限界かもな。

そろそろ自分の承認欲求を満たしてもいいんじゃないのかな。

誰かに認めてもらわなきゃ、

生きている価値がない。

生きる活力もない。湧かない。

明日死ぬかもって毎日思って生きてる。

そんな毎日がもういいや。

 

 

 

素直になるって

一体何だろう。

 

 

 

自分を押し殺して押し殺して押し殺して

生きてきて、本音が何かもわからなくなってしまった。

 

 

 

どうやって生きていったらいいかも分からない。

 

 

 

先が見えない。恐怖。

 

 

 

 

誰も知らずに朽ちていくのだろう。

 

 

 

 

自分は劣等感の塊。

コンプレックスとやらの鎧で、鎖で、

全身が固められている。

自由に動かすことなどできぬ、身。

ふわふわゆらゆら

ふわふわ生きてたらゆらゆらあなたに辿り着いた。

ふわふわゆらゆら飛んでった。

さよならなんですね。

もう会えないのですね。

 

 

普通に生きていれば何人もの人間に巡り合うものですね。じゃあ、あなたと出会った運命は何?これは自分になにをもたらした?

 

 

夕立みたいに周りを真っ黒にして、心を濡らして、一瞬で消え去った。でも灼熱のまま。消え去るなら全部消してくれよ。何も残すなよ。意味のない、巡り合わせならいらないな。辿り着きたいところへふわふわゆらゆら運んで欲しい。

 

 

どうせあなたは幸せだ。

よかったね。知ってるよ。わかってるよ。

みそから心臓から消えて欲しい。

L

殴りたい。蹴りたい。踏みたい。締めたい。このどろどろを吐き出したい。またどよめいてる胸のなか。赤黒いもの。

 

 

いつだってわたしはひとり。

誰にも必要とされない。

居場所がない。

除け者のわたし。除外者。余所者。曲者。

 

 

こんなんで生きててなにが楽しいの?

普通の人間になれないの?

どうしてだろう、

寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。

心が寂しい。保険のわたし。

 

 

 

胸のなかの赤黒いものに触れてほしいのに。

 

 

見栄のためか、強がってばかり。

全然素直になれませんね。

嘘で塗り固めて、嘘を纏って、嘘ついて。

嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘ばっかり。

 

 

このままじゃ、曲がり者のままですね。

どうせいつでも、二番手なんだから。

 

 

そうだった。期待はしないんだった。

あとどのくらい期待しないで生きれば、求めてるものに出会えるのか。

そもそも求めるべきではないのか。

生き方が分からない。分からない、分からない、分からない、分からない、分からない。

現状維持

刺激のないマンネリとした毎日。

 

 

大好きな音楽家やバンドマンは自分たちで創り上げた音と言葉を操って、感情を剥き出しにして、格好よく、青臭く生きている。

 

 

人間力の差に追い詰められる。

 

 

白い無機質な四角の中で、上司の苛立ちを横目で流して、局の八つ当たりを棒読みで返して、作り笑いして、偽って過ごす。

 

 

何か刺激を求めても、余所者は居場所さえも与えられず、後回しにされる。聞き耳を持ってさえももらえず、後回しにされる。

 

 

都合のいいことばかり並べて、自分たちは自分たちで満足しているだけの阿保な集団。

 

 

振り回されるこっちの身にもなってみろよ。

 

 

ここで目標を持ったって何も得られることはない。と、分かっているのに。現状維持と言う名の微温湯に浸かって満足しているのも、阿保な自分だ。それは生活水準か、また、マンネリと言う名の安心か。はたまた新たなことに向かうことの恐れか。

 

 

こんなことを続けても、訴えても、何も変わらないのに。泥水に浸かって、ふやけていくだけか。

 

 

 

 

来世はバンドマンになって、感情を剥き出しに曝け出して、音楽に酔いしれたい。

表のみ

人間みんな猫かぶって表向きで生きてるけど、裏がちらつくこともある。

 

 

自分はこういう人間だから。

 

 

と。

言われるけど、価値観が合わなすぎてシャットアウト。

 

 

知りたくない事だってある。

 

 

ああこの人は自分と同じじゃなかった。

まぁ結局は、自分と同じ人間を探してるだけ。少しでも価値観が合わない人間を認めてないだけか。

 

 

自分と同じ人間なんていないんだけど。似ていて欲しいだけなんだけど。

 

 

それを求めるのも違ってるんだよな。

 

 

みんな違ってみんないい。、、か。

 

 

知りたくないことがたくさんある。

知らなくていい。

あなたのそういう部分は見えなくていい。

 

 

 

結局人種が違うの。さようなら。

姓名

社会に出れば名前はなくなる。

まるまるさん。

名字だけ。

名前がなんだか忘れそうな程。

 

 

ああ、自分は。

そうだった。自分はまるまるだった。

まるまるさん。

名前で呼んでくれて嬉しかった。

自分というものが存在しているんだ。

と思えたから。

 

 

違う。

あなたから自分の名前が出たことが嬉しかった。

それだけ。

 

 

名詞でしか呼べなかった。

名前が言えなかった。

どうして? 呼べばよかった。

名前で呼べばよかった。

 

 

だから今も探してしまう。

自分はまるまるさん。

まるまるくん。

まるまるちゃん。

まるまる。

心が締め付けられそう。

 

 

 

自分も呼んでしまった。

独りよがり

送別会で寂しい気持ちになるかと思いきや、あっという間に歓迎会が開かれる。いつも通りの春。学生の時だって卒業と入学があった。社会人になったって同じこと。

 

時間は颯爽に過ぎゆくもので、気づけば夏。マッシュカットにした髪が少し伸びて、ボブカットが楽だったあの夏。悩み行く未来に僅かばかり、希望で満ちていたあの夏。誰にも言えずに秘めていた希望を、優しく聞いてくれた。少し寂しそうにして、でも追い風をくれるかのように後押ししてくれた。

 

それが今でも苦しめる。あの優しさはどこへ行ってしまったの。どうして自分ばかり満足してしまったの。なぜ独りよがりな感情を一番にしてしまったの。ちっとも考えられてなかった。互いに嘯き、欺きを繰り返していただけだと思っていた。そう思っていたのは自分だけだ。

 

あの日の夜中、もう少しで家路につくところであの曲を流してくれた。それは全てが崩壊に近づいていたことを示唆していたように感じた。とどめを刺したかった。でも、もうさようなら。それが全て。

 

 

 

生きている限り人間と出会うことは切っても切れない、世の常で。その中でこんなにも自分の中に爪痕を残す誰かに出会うことはあとどれくらいあるのだろうか。自分が何かしてあげられたことはあっただろうか。と結局独りよがりな感情が一番になってしまう。

 

しかし、明らかに自分を上の方へ向かわせてくれた。それは確かなこと。だから今ここにいるんだと思う。伝えたかった。ちゃんと目の前にして。本当に救われたと。わたしはあなたに救われたと。出会えてよかったと。

 

 

どこまで自分は独りよがりなのだろう。もう向かい合うことも、目を見て話すこともできないのに。いつまでこの混沌とした滲んだ感情を引きずり回して垂れ流して生きていくのだろう。