Nerine

感情の浄化、アウトプット。

生きている限り人間は自分を大きく見せたいから、嘘をつく。また何かを知られてしまうのが怖くて、隠すために嘘をつく。

誰かを傷つけないための嘘ならついてもいいのだろうか?

嘘をつかれていた立場からすると、どんな些細なことでも、つかれていた 嘘 には巨大なエネルギーがある。今までの構築が崩れ落ち、そこから信用を取り戻すには時間が必要になる。

それでも人間は自分が一番可愛い。誰かを傷つけないための嘘と言っておきながら、それは自分を守るための手段でしかないんだろうな。そうして自我を保っているんだろうな。

みんな嘘つき。あの人もあの子もあいつも自分も含めて、みんな。

re

 もう3月。1年前の今頃は今までにないくらいハードスケジュールだった。毎日予定が詰まってた。大掃除、引っ越しの準備、送別会×3、夜勤も何回か。故郷と新しい土地への往復。それがストレスすぎて、わざと東京にライブの予定まで詰めた。(これは自分が馬鹿なだけ。)新しい生活にわくわくしてた。、、かな?

 

 いざ新しい土地(全く都心ほどではないがまぁまぁ都会)に来てみたら、慣れない電車通勤と、新しい場所、人間、環境。同じような仕事内容と言えどやり方も違うし、いや、全く違いすぎて、毎日に付いて行くのがやっとだった。流されていくだけの毎日。あれ、全然楽しくない。思ったのと違う。苛々が募って、生きてる心地もしなかった。それで人に当たって。尊敬できる人もいないし。支えだった人とはもう連絡も取れなくなって。なんで生きてるのかも分からなくなってたっけ。

 

 でもね、やっぱり人間、慣れるんだよ。電車にも場所にも人間にも環境にも。無理矢理なところもあるかも知れないけど。そうしたら自然と給料明細みてガッツポーズしてた。大好きな音楽を聴ききながら、身体が勝手に揺れてた。可愛い子みてにやにやしてた。友達がどんどん結婚して子供ができて、産院はどこにする?とか話してても、自分は自分を貫こうと思えた。

 

 ここからかな。自分のやりたいことはなんだろうな。